ソムリエEIKO プチワインコラム その1

明けましておめでとうございます!

お正月番組定番の「芸能人格付けチェック」を見た方からよく質問されるのですが、
100万円のワインと5000円のワインを間違えるというのはアリなのでしょうか?

答えは大アリです。100万円のワインでもミレジム(年代)によっては、飲んでも美味しく味わえないものがあるからです。

今年の元旦に放送された芸能人格付けチェックの中でGacktさんが「LA TACHE 2005(ラ・ターシュ)」を言い当てられたのは流石だと思いました。

多分、ロマネ・コンチの造り手「DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)」のワインたちを常に飲んでいらっしゃるのでしょう。
(残念ながら・・・ソムリエの私でもなかなか口に出来るモノではありません)

2005年のブルゴーニュは最高良質年です。「まだ若い」とおっしゃるように、今開けるのは早く、勿体無い感じです。

「LA TACHE」・・・ロマネ・コンティの南にある畑、本数も少なく、この畑で造られるワインは「DRC」の独占販売です。

高額なワインになるのはしょうが無いのでしょう。でもその高額さがワイン飲みの心を惹きつけるのでしょうね。