8月になりました。フランスでは先週末を「グランド・デパー NO.2」と呼びます。海や山や高原で、のんびりと夏のヴァカンスを楽しむ人の車が一斉に遠出するために、高速道路は、数珠繋ぎです。フランスでは最低2~3週間は夏を楽しみます。日本人は、そんなに長くはとても無理・・・そんな時は、週末の午後、シャンパーニュ片手にチーズを楽しみましょう! 今回は、またチーズコーディネーターの「ユミコさん」にお願いします。
こんにちは、本当に暑いですね。私も今年は5月にボルドーに行ってきて、フランスの初夏を、ワインと食事とチーズで堪能してきました。フランスには「ひとつの村にひとつのチーズ」という言葉があります。ワイン同様、多種多様なチーズを産出しているわけですね。シュワシュワとはじける泡のシャンパーニュにぴったりのチーズを紹介します。「CHAOURCE シャウルス」シャンパーニュ地方にある村の名前がそのままついている牛のミルクで造られたチーズです。滑らかな白カビに包まれた外皮は薄く、中身は濃厚でクリーミー、フルーツの香り、きのこの香り、まろやかで、ほんのり酸味もあります。熟成が進むとこくが出てきて、ウオッシュタイプに勝るとも劣らない深い味わいです。なかなか手に入らないので、予約をしてみてくださいね。
ユミコさん、ありがとう。シャンパーニュはR.M.の「グルミエ・ブリュット」をご用意しました。(写真はクリックして拡大してご覧になれます。)