ここのところ少し雨の日もありましたが、気持ちの良い秋晴れが続き、食欲＆ワイン飲欲も出てきました。先日、心地よい秋の風に誘われて、ウォーキングにでかけました。

ここは中世の城跡です。なかなか興味深い歴史の痕跡が残されています。 戦国時代いろんなことが起こったのでしょうね。日本の城も、フランスのシャトーも本当は戦いのために造られたもの、フランスでも綺麗、豪華というよりは、戦いに生き抜くという人間のエネルギーを感じます。（ちなみにワインのシャトーはワイナリーと同じ意味）

私はたくさん歩いてちょっと疲れ気味、はぁ～・・・エネルギー注入のため、この後「ステーキ」と、（もちろん！）ワインも飲んだので、健康ウォーキングにはならなかったかな～、まあいいかな～

横浜開港150周年記念特別企画のディナーに参加しました。料理人は、COURCHVEL(クールシュベル）の高級リゾートホテルレストラン「ル・シャビシュー」のシェフ「ステファン・ブロン」氏、仏大統領の料理人として有名な若い新鋭！たった2日間の特別企画のために来日したということです。

今もっとも注目されているフレンチを味わうことに心が躍ります。（ワクワク）この一品は「手長海老」「うに」をジュレにしてあります。表面には小さく水玉模様のようにキャビア等を使って模様が・・・（細かい！）とにかく涙が出るほど美味しい！！！

ブロン氏は同じ素材を変化のある味わいで魅了し、ビジュアル的にもを楽しませるのが得意です。この魚の一品は「すずき」、52℃ぐらいの低温で火入れしていますのでふわふわの口当たり、それをミルフィーユやラビオリにして、まるで違った食感に変えています。

お肉は「仔羊」、これも面白い趣向です。縦長のお皿を手前から食べ進みます。 仔羊を、強い味からソフトな味（野菜を入れたソーセージ）へと誘導する絶妙のプロセス！ワインはブルゴーニュ！

これらは繊細でつわものです！そしてどれも美味しい！また食べたいと思わせる一皿ばかり。素材を活かし、美味しい食べ方を追求していこうとするフランス人の心意気に触れたような気がします。私もとても刺激を受けました。刺激を受けるというのは本当に大切ですね。日々やることだけをやって、自己満足に陥りがちなことを反省。心と感性をシャープにしてワインと接していきたいと思いました。

伊豆今井浜に夏の名残を探しに、仲のよい悪友と1泊旅行をしました。 そこで見つけたのは最後のハイビスカスの周りを華麗に舞う「黒アゲハ」。 その動きの無駄のなく綺麗なことに感動！！！自然は美しい！

私は、ヘルニア後のリハビリのためにも、昨年より太極拳を習い始めました。 ゆっくり動くし、あまり長いものではないし・・・と、若干軽い気持ちでしたが、 これがなかなか大変で～まず覚えられないし、型が難しいし、けっこう疲れるのです。 先日、優しい先生の勧めで、未熟ながらも発表会に出ることになりました。

これは他のチームの方たちの写真です。皆さん真剣！

私が舞台に居たのは、「24式」なのでたったの6分間でしたが、うまく出来るかキンチョーしました。蝶の舞いのようには（これはボクシングだったかな？）、手や足は美しい流れにはならず～、 とりあえず終わってホッとした顔は、仲間たちとうれしそう！ 会場が府中だったので、府中に住む叔母さんも応援に来てくれました。ありがとう！！

先日、「シャトー・ラ・トゥール」の年代ものを6人で飲み比べるというゴージャスな夜を過ごしました。74年と67年です。

さすがにボルドーの最高峰！！！35年たっても、45年たっても、その心地良く酔わせる芳醇な香り、そして滑らかでふくよかな舌触りは色褪せません。何となく艶めかしさも漂います。うっとり　！私も「ラ・トゥール」のような女性になりたい！

67年はもちろんそれだけで十分美味しいです。香りも大変しっかりしていて、クラッとめまいがしそうです。74年はまだ渋味もあり、パワフル、肉料理と合わせると相乗効果となり、魔法をかけたような液体となり活き活きとしてきます。長い眠りから覚めて、美味しい料理と出合ったワイン、グラスの中でも幸せそうでした。