横浜開港150周年記念特別企画のディナーに参加しました。料理人は、COURCHVEL(クールシュベル)の高級リゾートホテルレストラン「ル・シャビシュー」のシェフ「ステファン・ブロン」氏、仏大統領の料理人として有名な若い新鋭!たった2日間の特別企画のために来日したということです。
今もっとも注目されているフレンチを味わうことに心が躍ります。(ワクワク)この一品は「手長海老」「うに」をジュレにしてあります。表面には小さく水玉模様のようにキャビア等を使って模様が・・・(細かい!)とにかく涙が出るほど美味しい!!!
ブロン氏は同じ素材を変化のある味わいで魅了し、ビジュアル的にもを楽しませるのが得意です。この魚の一品は「すずき」、52℃ぐらいの低温で火入れしていますのでふわふわの口当たり、それをミルフィーユやラビオリにして、まるで違った食感に変えています。
お肉は「仔羊」、これも面白い趣向です。縦長のお皿を手前から食べ進みます。
仔羊を、強い味からソフトな味(野菜を入れたソーセージ)へと誘導する絶妙のプロセス!ワインはブルゴーニュ!
これらは繊細でつわものです!そしてどれも美味しい!また食べたいと思わせる一皿ばかり。素材を活かし、美味しい食べ方を追求していこうとするフランス人の心意気に触れたような気がします。私もとても刺激を受けました。刺激を受けるというのは本当に大切ですね。日々やることだけをやって、自己満足に陥りがちなことを反省。心と感性をシャープにしてワインと接していきたいと思いました。
食欲の秋!五感を刺激する秋!
実り多き季節を満喫してください。
きっとワインにも生かされるでしょうね!!