先日、シンガポール在住の友人が、日本にいて快気祝いをやってくれました。集まりに加わった友人の友人は、さらに若くて美人です。美味しいスパークリングワインで乾杯しました。若い女性達は輝いていて、香しいという表現がぴったりです。（負けないぞ！）若いということで、もうすぐ解禁のボジョレーヌーボーを思い出しました。（今年は期待できるかな？）食欲の秋ですが、私は近頃、地鶏料理にはまっています。先日、雨の中を大好きな友人と横浜で軍鶏（しゃも）料理を味わいました。「信州軍鶏」「奥久慈軍鶏」「東京軍鶏」「鳥取大山軍鶏」「薩摩軍鶏」など種類がとても豊富です。自然派ワインと味わうとまた格別です。一生懸命に本物の地鶏を育てている人たちを応援したい気持ち一杯です。11月は正統な「比内地鶏」を食べに行けそうなので楽しみにしています。

私は横浜在住ですが、今年の3月に「ららぽーと横浜」というショッピングセンターがオープンしました。気になっていたものの、なかなか行く機会が無くようやく、先日行ってみました。天気も良いので、フラリとウォーキングも兼ねていました。広さはかなりのもので、アメリカのショッピングセンターのような感じです。食材も品揃えも豊富で、新鮮なものが、いろいろと手に入ります。もちろんワインもチーズもあります。美味しそうな牛肉（ニュージーランド）を買ってすき焼きをしました。個人的に霜降りより赤身が好きです。2002の「エルミタージュ」の良いのがあったのでこれをあわせました。「エルミタージュ」は、芳醇でエレガントな香りが、際立っていました。そしてその味わいにはたくましさと広がりがあります。こんな美味しい「エルミタージュ」は久々でした。「エルミタージュ」といえば、ロシアのサンクトペテルブルグの美術館が有名ですが、秋の芸術鑑賞の後の「エルミタージュ」もなかなか良いかもしれませんね。

私のワインサロンでお料理の担当をお願いしている曽根武子先生が、私の快気祝いをやってくださるというので、先生のお宅を訪れました。先生の大好きな発泡ワインスペインの「カヴァ」を持参しました。お料理は、様々な中華料理とちらし寿司という取り合わせ。でもこれが柔らかな泡立ちの「カヴァ」とその仄かな酸味に合うのですね。また中華料理のごま油の香ばしさも引き立ていました。ちらし寿司のいくらの赤と酢バスのレンコンのコントラスト、レンコンのシャキシャキ感が印象的でした。すべての料理は満足そのもの。料理センスはいうまでもありません。武子先生は私のワインの飲み友達でもありますが、もちろんこの夜も遅くまで・・・でした。

今週は術後の定期健診で久しぶりに診察を受けました。激しかったヘルニアの痛みはもう消え、もうほとんどありません。これは本当にびっくりです。やはり肉体的に若いからでしょうか？それとも毎晩いただく「赤い媚薬」のおかげでしょうか。私はワイン造りも人間の身体も、自然に任せるのが一番だと思います。先生も「自分の身体がもつ力が、治したんだよ。」と喜んでくださいました。しかし、あえて私は「先生は名医です！」ということを付け加えておきます。腰や背中に病を抱えるかたはぜひ私に一度相談ください。ご紹介します。「赤い媚薬」ですが、今回はアメリカのニューヨーク州のワインを飲みました。ラベルがなかなかオシャレです。赤いドレスの女性。魅惑の酔いを誘いそうですね。ロングアイランドで造られたワインです。気候がボルドーに似ているため、このメルローはとても良い味わいでした。なめらかで優しいアタックが活きています。ぜひ一度お試しあれ。