今日は大野屋さんの「フューネラルリビング」の内覧会のお仕事でした。
こちらでは、今までとは違ったスタイルのお別れをするお通夜、お葬式を提案されています。人間の生とは、悠久の時の流れの中で過去からの受け継がれたものを静かにそして大切に命としてつないでいます。死とは終わりではなく、エネルギーがまた違うエネルギーに形をかえていくだけのような気もします。様々な人々と出会い、多くの笑いや涙を体験し、全てを愛おしみながら、新たな出発にそなえることかもしれません。そんな旅立ちの日は、心を込めて送り出す日にしてあげたいです。そんなことを感じながら、私のセレクトしたワインをグラスにお注ぎしています。
今回は「テレビ神奈川」の取材も入って、私ちょっと緊張気味でした!!
内覧会のスタッフの皆様お疲れ様!
人の死をどう捉えるかは難しいですね。輪廻思想では(人や動物に)生まれ変わると言っています。「千の風になって」も秋には光になって、冬には雪になる、朝には鳥になって、夜には星になる。そして風になっていつも大空を吹き抜けているって。
そう考えると死も悲しいことだけではないのかもしれませんし、恐れなくてもいいのかもしれません。その旅立ちの前途(?)を祝すという意味ではワインはぴったりなのかもしれません。シャンペンでは眩しすぎるし日本酒じゃ涙をさそうし…