3月11日、父の誕生日です。
おめでとう!と思ったのもつかの間。
その日はワインサロンがあり、
生徒さんたちを帰して後片付けをしていました。
本当に大きな、そして長い揺れで、
恥ずかしながら・・・もしかしたらこれで死ぬかも・・・
と人生で初めて思いました。
夜10時近くまでライフラインが全て止まり
情報がまるで入ってこない状態で、
東北の凄い津波も夜テレビで見ました。
そして今まで当たり前だったものが
この日から、当たり前でなくなり~
お店に行って、棚に何もないのを見た時は
ホントにビックリ!
(買い占めたくなる人の気持ちも
なんとなく分かるのですが~)
心配した関西の方達から私にも支援物資が送られてきました。
そのお心遣いがうれしかった。
考えられない数の犠牲者、避難所の方々、
原発事故のゆくえ、放射能、重く辛い悲しい心ですが、
寒い風吹く中、「ボケ」の枝に葉が出てきました。
もうすぐ春だと思うと少しホッ、気持ちがや和らぎます。
作家の小池真理子さんが、
「誰もが悲惨さと不安を共有している。
愛の本質、生きていくことの本質が、
これほど私たちの中に甦ったことはついぞなかった。」
と新聞に書かれていました。
まったく同感です。
今は力を合わせましょう。
ガンバレ日本!!!